2025.06.19
開催 第30回 養老乃瀧で日本酒を楽しむ会~鳴海醸造店さんを囲んで~

青森県黒石市の鳴海醸造店さんをお招きし、第30回「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」を開催しました!
全国各地で質の高いお酒造りをなさっている酒造メーカーさんをお招きし、おいしさへのこだわりをお聞きしつつ、自慢の銘柄を養老乃瀧のお料理とペアリングして楽しんでいただく「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」。今回は6月11日に東京都豊島区のYRイベントホールで行われた会の模様をレポートします。
■青森県産の材料で醸した、すっきりとやわらかな味わいのお酒
お招きしたのは青森県黒石市の「鳴海醸造店」さん。岩木山と八甲田山という名峰に囲まれた自然豊かな津軽地方。かつて津軽黒石藩の城下町だった黒石市にある鳴海醸造店さんは、1806(文化三)年より、200年以上続く造り酒屋です。
今回は鳴海醸造さんの歴史や酒造りへのこだわりをお聞きしつつ、自慢の銘柄を堪能いたしました。
鳴海醸造店 | 青森の地酒 日本酒「菊乃井」でおなじみ、鳴海醸造店は、青森県黒石市の、文化三年(1806年)より続く造り酒屋です。青森県産のお米と酵母、南八narumijozoten.com
今回は代表取締役で七代目蔵元杜氏・鳴海信宏さんが来てくださりました。代表ブランド「菊乃井」本醸造辛口で乾杯した後、鳴海社長のお話をうかがいました。
鳴海信宏さん
鳴海醸造店の代表銘柄は「菊乃井」「稲村屋」。南八甲田の数百年の雪解け水(軟水)を使用して造ったお酒は、すっきりとやわらかな味わいが特徴です。
鳴海社長「お米や麹は青森県産にこだわっています。お米は青森の酒造好適米『華吹雪』『華想い』などを使用。酵母も県産の『まほろば吟』などを使っています。私たちの造る日本酒を通じて、少しでも津軽を知ってほしいと思っています」
鳴海社長のお話をうかがった後、試飲コーナーであらためて乾杯!
鳴海社長とツーショット
最後は恒例の記念撮影!
■今回持参いただいた銘柄は?
今回の「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」では、以下5つの銘柄を持参いただき、養老乃瀧のお料理とペアリングいたしました。それぞれご紹介しましょう。
①菊乃井 純米吟醸「津軽の吟」
青森産の酒造好適米「華想い」を50%まで磨き、青森産酵母「ロ号」で低温発酵。お米のうま味を生かしました
ペアリングしたのは「青森県産ごぼうの唐揚げ」
②菊乃井 純米吟醸シルバー
酵母は「まほろば芳(かぐわ)」を使用。バナナのような香りが特徴。どんなお料理にもしっかり合います
ペアリングしたのは「くらげナムルと蒸し鶏のチョレギサラダ」
③自然農法純米酒 賜(たまもの)
化学肥料・農薬不使用の契約栽培米「華吹雪」で丹精込めて仕込んだお酒。低農薬の有機栽培で一般農法の3倍以上の手間をかけた辛口
ペアリングしたのは「締めさば利久掛け」
④菊乃井「ムツニシキ」特別純米
低アルコールで飲みやすく、グレープフルーツを思わせるさわやかな香り。和食によく合う飲み口のいいお酒
ペアリングしたのは「玉子とキクラゲの中華炒め」
⑤菊乃井 本醸造辛口
八甲田山の伏流水仕込みでさらっとした飲み口の後に辛さを感じる端麗辛口のお酒。ちなみに歌手・松崎しげるさんのお気に入りだそうです
ペアリングしたのは「極旨ソース焼きそば」
■「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」2025年の開催予定
養老乃瀧ではさまざまな酒造メーカーさんをお招きし、日本酒のおいしさの秘密に迫るイベント『養老乃瀧で日本酒を楽しむ会』を定期開催しています。2025年の開催については以下をごらんください!
【2025年7月以降の開催予定】
第31回 7月09日(水)魚津酒造(富山県)「帆波」「北洋」
第32回 8月20日(水)千代むすび(鳥取県)「千代むすび」
第33回 9月10日(水)白菊酒造(岡山県)「白菊」
第34回 10月08日(水)はつもみぢ(山口県)「原田」
第35回 11月18日(水)三輪酒造(岐阜県)「白川郷」
時間:18時開場・18時30分スタート(20時終了)
場所:東京都豊島区西池袋1-10-15 4F YRイベントホール
参加費:4,000円(税込)
※代金には、試飲とペアリングするお料理の試食代が含まれます。
定員:30名
申込URL:https://forms.gle/CpXf3n1gBQzXBanw9
お問合せ:070-6407-4663 養老乃瀧イベント事務局